姫路〜赤穂(あこ)〜備前〜岡山〜倉敷 編
カプセルホテルで熟睡。目覚しは、4:30にセットしておいたが、2度寝、3度寝を繰返し、7時に起床。 8時にチェックアウトする。 その後、道端で商売してるオバサンさんから、1房¥100のバナナを買い、ローソンでおかずを買い足して、姫路の路上でムシャムシャ食べる。
当然、出勤中のサラリーマンやOLに白い目で見られるのだが、お構いなし! 「あんたたちより、俺は楽しい人生を、送ってるよ!」と妙な自己満足に浸りながら、バナナをほうばる。
僕も、あと1年半で大学卒業を控える。 今回の旅路で、時々、将来のことを考える時がある。 答えは、出ない。 ただ、「漫然と生きちゃ、ダメだ!」と、強く思う。
「think different」
21世紀を切り拓くには、みんなと同じことをやってちゃダメだ・・・。 でも、答えはまだ、見つからない。 そんなこと、考えながら、愛車は、西へと進むのであった。
大阪を、出てペースダウンしていたので、なんとか今日は、120KM先の、岡山・笠岡まで行くつもりで走った。バナナパワーのお陰で、快調な滑り出しであった。
そして、忠心蔵の「赤穂(あこ)」を通り、いざ、岡山県を目指す。 途中、東京から一人旅のチャリダーと会い並走する。 チャリダー同士は、不思議と仲良くなれる。
でも、いつからか、また一人旅になる。
そして、恐怖がやってきた! トンネルだ! 結構、長い。路肩は狭い。暗い。8割トラック走行。 死ぬ思いでした。 僕は、前後のライトを付け応戦。
トンネル内で、僕が原因で、トラック渋滞も起きた。 目の前が、真っ暗になる、何も見えない・・・もう、ダメだ〜!と、その時、僕は、サングラスをかけたまま突入していたことに気付く・・・。
アホだ! その後、復活。なんとか切り抜ける。 でも、トンネルはその後、3〜4本続いたのだ。
そして、その恐怖を抜けると、「焼き物」の街・備前に入る。父は、「焼き物」好きだが、貧乏のオイラは、何も買ってあげれない・・・。 ひたすら、岡山市を目指す。
岡山に入った。けれども、ペースが落ちてるし、夕方に近づいていた。市街には行かず、宿泊先も、「笠岡」手前の「倉敷」に変更。 国道2号のバイパスに紛れ込み、平均25KM/Hで、「倉敷」に入る。
腹が減ったので、「吉野家」で「特盛・卵・つゆだく」を食す。 満腹になり、宿のYHを探すことに・・・、で、迷子になった。 全然、違う住宅街に入り、困った。
地元住民の親切な、迷路脱出法に従い走る、なんとさっきの「吉野家」に戻ってしまった。 どっと疲れる。 日も暮れてる。焦る。 途中、焦るあまりウエストポーチのファスナーが開きっぱなしで、財布が落ちそうだったことに気付き、自己嫌悪に陥る・・・。
「落ち着け!」 自販機でコーラを買い、地}と睨めっこ。 問題解決。無事、YHに到着。 よかった! 焦りは、禁物だ。
久々の100KM走行、疲れた。 今夜のルームメイトは、東京から宮崎まで、バイクで旅をされている方でした。 やはり、バイクはいいね!荷物、いっぱい積めるもんね。持参されてた、ノートPCで、僕のHPをチェック。よくできてるね!
では、おやすみ。