大阪〜神戸･垂水 編

　今朝も、早くに大阪の友達は、出社した。 おれも、少ししてから起き出し、出発の準備を進めた。世話になった友人のベットの上に、昨日、洗濯した大量の靴下で、「バイバイ」と書き残してきた・・・。

　さあ、姫路に向け出発だ、という時に友人マンションの１Ｆで、レストランバーをやってるおばちゃんに、話しかけられ、いろいろ情報（道路等）を得、よくしてもらった。 おばちゃんは、「世の中、ええひともおるけど、悪い人もおるからネ・・・」と警告してくれた。 今回の旅では、良い人ばかりにめぐり会う、最後まで、そうあって欲しいものだ。

　 そうそう、大阪に初めてきて、印象が変わりました。 今まで、関西弁というものが、なんとなく嫌いでした。が、大阪の街は、人も多く、「心斎橋」あたりは、「新宿・歌舞伎町」のようですが、東京と違って、この街には温かみがありました。ほんとに、ええ所でした。

　 そんな、大阪を後にして、淀川を渡り、「兵庫県」に入りました。 震災の名残は、まったく感じられず、「普通」の生活がそこにはありました。 しかし、おいらがフツウではなかった。 眠い・・・・。 とうとう、ダウン。 見つけた公園で、１時間の仮眠。 起きると、どこかの園児がウジャウジャいて、遊んでました。 今日は、もうダメ！ 淡路行き、中止！ 明石大橋のふもとの垂水（たるみ）までにすることにした。 まあ、こういう日もあるさ！

　 でも、たるみのＹＨで、熊本からＭＴＢで旅する２人の女の子に会った（凄い）！ おいらも、頑張らねば。 「灘」の神戸ということもあり、「酒粕らーめん」なるものを食べてきました。 甘いとんこつラーメンでした。 では、また。

	さーて兵庫入りだ。
	なんと甲子園開会式でした。
	横浜に似てるネ。 神戸のHarbor　View。

（休息日）

　 高校友人宅にて､ひさびさの遅い起床｡ ｽｰﾊﾟｰ企業戦士である､友人は朝早く､出社して､帰りは遅いらしい｡だから､合鍵をもらった｡

　久々に､ゆっくりとﾜｲﾄﾞｼｮｰを見る｡ 聖子とGOのﾃﾞｭｴｯﾄの話題で､盛りあがっている｡

　わたしは､洗濯をはじめた｡友達のと一緒にだ｡ ﾍﾞﾗﾝﾀﾞに干し出すと､友人の靴下が50枚!?ほど､わんさか出てくる､ひとりで驚いていた｡

　 昼過ぎに､梅田の街へ出て､吹田市を目指した｡ ｢関西大学｣に行くためだ｡ ｢横浜国大｣の奴が､なんの用や､と思われるだろうが､実は､ここの創立者である､｢吉田 一士(いっし)氏｣と､わたしは血縁関係にある｡ はじめて足を踏み入れ､ﾚﾘｰﾌの前で､写真を取ってきた｡ でかい､大学だった｡ しかし､わたしはここに､落ちた経歴の持ち主でもある･･･｡ そうそう､大学前で､原ﾁｬﾘと自転車が衝突した｡ 無事のようであったが､明日からの旅路を気を付けねば､と感じた｡

　 それから､｢心斎橋｣へと､足を運び､お約束の｢ｸﾞﾘｺ橋｣で､1枚､ﾊﾟﾁﾘ｡ で､お好み焼屋に行った｡ ｢美津の｣という､ちょっとした高級店｡ 本場のﾓﾀﾞﾝ焼きを､黒ﾋﾞｰﾙを飲みながら､食べる｡ｳﾏｲっ! 今回､2度目の贅沢だ｡ 店員さんに､｢自転車ですか?｣と言われる｡ OFFなので､普通の格好をしているのだが､日焼けの仕方で分かったらしい｡なんだか､嬉しかった｡

　そして､ﾈｵﾝきらびやかな街に足を運ぶ｡ 全国的に見ても､ここの｢客引き｣は易しいと思う｡ なお､｢客引き｣対策は､携帯をかける振りが一番である｡ちなみに､物凄い街は､札幌･ｽｽｷﾉであろう｡べつに､いかがわしい店に行く気はないのだが､こういう通りを歩が好きなのである｡

　 旅の途中､何通もの応援ﾒｰﾙを頂いたが､中には､｢ゆっくりお風呂に入ってください｡決して､別のお風呂に行かないように!｣という類のﾒｰﾙが数件､届いている｡
まったく･･････｡

　 ということで､｢ﾌｧｰｽﾄｷｯﾁﾝ｣で､ﾒｰﾙの返事を書きまくってる次第である｡ みなさん､ありがとう! くじけそうな時に､何度､助けられたことか!! でも､なかなか､疲れて返事が書けましぇん! ごめん｡ なるべく､掲示板の方が､返事を出しやすいです｡

　 みなさん､よろしく! では､また!

	関西大学創立者１２人一同。 このレリーフの上段右端が「吉田一士氏」（親戚） 私、顔が似てるですよ、分かるかな？
	関西大学の正門。学生に白い目で見られながら一枚パチリ。こいつら創立者なんて興味ないだろうな・・・。
	有名ですね！　モロなにわ！

　
目覚しより早く目覚めた｡ いざ､名古屋に向け出発｡ 走り出してしばらくすると､もう愛知県｡ 国道1号を､ひた走る｡

　愛知は静岡と違い､全部､広めの歩道付き｡ 歩道橋にも､ﾁｬﾘﾝｺ用ｽﾛｰﾌﾟが､必ずある｡ 最高!

　続きは､後日･･･｡ 明日､早い!寝る｡

	四日目早朝。浜名湖YHの展望台からパチリ。 遠くに浜名湖。わかるかな!?
	←浜名湖YH内の巨大ホール。 カット→
	徳川家康の生誕地、岡崎城。 お宮参りに来てた家族連れにパチリと撮ってもらう。
	岡崎城に隣接する「龍城神社」 「龍」を祭ってるだけに・・・。
	桶狭間古戦争。ここで歩いていた小学生に写真を撮ってもらおうと声をかけるとこっちを見るなり。「フン！」とそっぽ向かれた。ムカツク〜〜。

　

　本日、静岡を１０時に出発。 しかし、後にこれが、痛手に。

　 昨夜の経験上、国道１号を避け、１５０号をひた走る。順調・快調。 途中、３本の選択肢。 国道１号・長〜いトンネル・断岸絶壁の大萠海岸線。 辞めたほうが良いという、チャリダー山田くんのメールが届いたが、浜名湖を目指すチャリダーは、みな、「大萠」、わたしも、同じ道を・・・。 途中、危ない所もあるが、幸い、トラックが少なかった。何といっても、海がキレイ！！！ 絶景です。 自然を、守っていかねばね！

　 その後、焼津に入り、またひたすら、北海道のような直線を永遠に走る。 途中、解雇され仕事を求めて、大阪まで自転車で走る、おじさんに出会う。なんと、猫を２匹載せている。 すごいオジサンだった。 いろいろアドバイスを受けた。 おじさんの言うことは、すべて正しかった。 旅の途中、いろんなチャリダーと話す。 昨日、箱根で会った、早稲田大の市川くんは、元気かな？

　 また、ひたすら直線。 コンビニもない。砂丘はある、はじめて見た。 そこで、トラブル発生だ！ お腹に、津波が走る。 飲みすぎらしい。（でも、飲まなきゃいかんのだ。） やばい、トイレは？？？ スカパーの同僚の女性にトイレットペーパーを持っていけと言われていた。かさばるので、ティシュをいっぱい持ってきた・・・。 「あ〜・・・・・・」 「野○ソ！？」 と、そこに、コンビニ「サークルＫ」 助かりました。

　その後、また順調に走るが、なかなか「浜名湖」に着かない。ＹＨの受付は２０時まで。 間に合わず、途中、電話をし、２１時到着。 出発は、早いほうがいい！

　では、寝ます。 以上。

	三日目朝。僕の寝床。カプセル。
	静岡市内→焼津へ。 交通の難所。でも絶景!!　の大崩海岸。
	ここは大阪!?　静岡・焼津に入ってすぐに阪神タイガース狂の酒屋さん、発見。
	大きな川に掛かる、大きな橋を横断中。 ひたすら続く直線・・・。
	吉田なだけに・・・。
	有名な天竜川。
	遠州灘沿いに続く遠州大砂丘。 この中に、日本三大砂丘の一つがある・・・と。てっきりこの場所だと思い記念撮影。後で地図を見ると違ってました・・・・。

　

　いやぁ〜、疲れました。 その証拠に日記を書く前に、いつのまにか寝てしまいました。だがなぜか、超早朝に目が覚め、慌てて、日記を書いてるのです。 TORU、ごめんね！

　・・・で、どんな一日だったかと言うと、まず、５：３０に起床。そして、７：００に出発でした。 なにせ、箱根越え＆静岡行きということで、箱根のてっぺんには、遅くとも１３：００には着いてなきゃ、という予想からでした。 で、宿泊先の福島家の皆様には、お世話になりました。お弁当や、凍らした水の準備等、本当に有り難かったです。

　そして、皆様に、見送られながら出発！ 朝は、すがすがしくスイスイ小田原まで。 しかし、ちょっとしたトラブルが発生。 後ろに付けてる、両サイドのバッグのうちの片方が、4ヶ所で固定していたのだが、上,2ヶ所が外れ、ブランブランに。たまたま、市街地の歩道だったため、惨劇には至りませんでした。そこで、再度、ワイヤー等で固定し直し、いざ、箱根の山へ。 少しずつ、坂道になりはじめ、ここから１５ＫＭの登りが始まる。 「気合い」を入れ直し、そこで、一つの決断をした。 「途中、休憩をしても良いが、絶対に、自転車を押して歩かない！漕いで、登ろう」、と。 で、結果は・・・。 朝０９：００登山スタート！ 昼１２：１０最高地点 874M 到達！ 途中休憩　5回　全部漕いだ！ うまくいったのです！！！

ー特別紀行　吉田の箱根・勝利の方程式ー
1.思ったほど、勾配は急ではナイ！ただ、ダラダラと坂道が続くだけ。（途中、キツイところも稀にある。）
2.大きな木が多く、生い茂っているため、日陰部分が多い、６〜７割は、日陰の天然クーラー状態。
3.前日、下見が大きい。コンビニの場所、距離を把握しておいて良かった。水分補給配分がうまくいった。
4.第１休憩ポイントの、お地像様に手を合わせた。
5.気合い！ 以上。 その後、芦ノ湖でお弁�食べ、のんびり休憩。

　そして、快適な２０ＫＭの下り。 「Ｙｅａｈ！」と、叫びまくりの反狂乱で三島市内へ。 そ・し・て、恐怖が待ち受けていた。 道がよくわからない。 わかりやすい、国道１号で静岡市までの６５ＫＭを走り出した。 な、な、なんと、自転車は、乗り入れ禁止の道だった、原チャリも走ってない！ 自動車専用道路（有料道路）ではないが、高速道路と何ら変わらず、１００ＫＭ／Ｈ近いスピードで、ダンプがすれすれを走り過ぎる。路側帯など、あってないような所、合流地点もある。 無茶苦茶、恐い、極度の緊張で、箱根より疲れる。 半泣き状態で、６０ＫＭを走った。 周りに影響され、わたしの時速も２５〜３０ＫＭ／Ｈに・・・。 国道１号は、もうこりごり。

　 以上、疲れた２日目でした。
（23：30）

	2日目の朝。初日、お世話になった大学級友の福島君とパチリ。さあ、今から箱根です。
	←愛車、側面 愛車バックより→
	←箱根湯元駅（箱根登山鉄道） 箱根の山々。登るぞ！→
	箱根の坂、途中のお地蔵様。 第1給水ポイント。 お地蔵様の足元左右に「塩」盛ってきた。
	お地蔵様から見た、箱根の坂。 ←下り編　　　　　　　　　　　登り編→ 木が生い茂ってるのがわかるかな？これが天然のクーラーになってくれている。
	第４給水ポイント。ファミリーマート箱根小涌園店。
	国道１号最高地点874ｍ。
	芦ノ湖です。「釣りして〜！」
	箱根の坂道で何度とすれ違って芦ノ湖で再会した、早稲田大の市川昭博君。大阪を目指すとの事。頑張れ。
	箱根下り坂から遠くに静岡・三島市を見渡す。
	静岡県。 遠くに見えるは、駿河湾。
	静岡駅到着。親切なお巡りさん、カプセルホテルの場所を教えてくれる。 助言「悪い奴がいるから盗難に注意!!」を受ける。

　

　 とうとう始まりました・・・。 今日の日を迎えるまで、緊張の連続でした。 「なんてことを、宣言したんだろ・・・。」と。 いっそ、横浜でひっそり身を隠していようかと何度も思いました。 でも、始まってしまいました。もう、戻れません！

　 昨夜まで、大学の試験で、準備が整わず、今朝４：３０に起きて、バタバタの準備。 準備しだすと、長期の一人旅、長期アパート不在ということで、なにかと上手くいかない・・・。 それで、１０時出発予定が、１１時３０分に・・・。 真夏のギラギラ太陽のもと、重い荷物を後ろに２個ぶらさげ走りだしました。

　 先日、横須賀まで往復４０ＫＭの練習走行をしていたので、はじめはスイスイ走行・・・が、１８ＫＭ目で、なんと左足ふくらはぎがつってしまった。しかし、なんとか筋を伸ばし、すぐに回復！その後は、順調に走行でき。大磯の福島邸に到着！ 小休止後、車に乗りこみ、初の箱根見学。 要するに、１５ＫＭ登り坂で、２０ＫＭが静岡・三島までの下り坂。はっきり言って、逃げたい！ でも、チャリダーがたくさんいて、みんな頑張ってました。中には、ママチャリも！ とにかく、焼き肉を食べさせてもらったので、頑張るしかないのです。それでは、ここまで！

　 掲示板、メール、電話どしどし受付け中！ みんな、ありがとう＆ヨロシクね。

　（23：00）

	我が家の守護神”ドナちゃん”と”ふくちゃん”。 3週間空けるアパートでお留守番と警備を担当。 真中のN206SはN502iと交代のため、引退。
	出発直前。自宅アパートより。
	ロフトの上から巡回中のドナちゃん。 「行ってらっしゃーい。」
	神奈川県大磯にて。旧伊藤博文邸『滄浪閣』なのだ。 今はプリンスホテル別館になっている。